花に囲まれた癒しの空間は、 新しい何かが生まれる場所

2018-05-27

ビジネスを始めるときに大切なのが「思い」。何をやるのか、なぜやるのか。

仕事を続ける原動力になるのはもちろんのこと、協力者があらわれるかどうかはこの「思い」の強さにかかっていると言っても過言ではありません。

 

「オレンジの庭」を運営する堤さんにはその「思い」があるから、たくさんの人が集い、そこからお互いの思いを共有し合って、何かが生まれているように感じます。

堤さんに「オレンジの庭」に込めた思いをお聞きしました。

この雰囲気に魅かれて訪れる人も多い、エントランス

Q:本当に素敵な空間ですね。何とも言えない「心が穏やかになる」感じがあって、ほっこりしてしまいます。

 

A:よく言われます(笑)。交通量が多い幹線道路から少し離れた立地であることや、陽当たりがよくて風通しがいいこともあると思いますね。来られた方みなさんにゆっくり過ごしていただきたいと思っています。

 

Q:敷地の奥に道場があるなんて、とても意外だったのですが。

 

A:祖父が1943年に知的障害者施設「堤塾」、1970年に剣道場「以和貴道場」を創設しました。父は二代目です。私自身も幼い頃から知的障害の方と家族のように暮らしてきましたし、剣道も習っていました。体育教員の道を目指していたこともあるんです。

 

Q:そこからお花とどのように出会うのですか?

 

A:勉強のために訪れた福祉施設の女性がきっかけでした。知的障害を持つ女性が種まきから水やりと、雨の日も欠かさず一生懸命にお花の世話をしていたのですが、芽が出たときに飛び上がって喜んでいたその表情を見て、「花は人の気持ちを動かせる」ことを知りました。

よく「花は癒し」と言われますが、それをはるかに超える存在であり、「生きる力」そのものになると思ったんです。そこから興味を持ち、10年前からこの「オレンジの庭」を運営しています。

 

Q:その時から「くつろぎ空間」に、という思いを込めていらっしゃるんですね。

 

A:はい。花苗の販売を行うガーデニングショップとしてだけでなく、ゆったりとくつろいでいただくためにクラフト教室もしています。リース、ポプリ、ガーランド、ラベンダースティックなど、ご要望に応じて作り方教室を開いています。

 

Q:堤さんが手がけられた「クラシック斑鳩ラベンダー」は、長い歴史を持つ斑鳩の畑で栽培されたラベンダーなんですね。

 

A:花を使って斑鳩を盛り上げたい、という気持ちから生まれた「クラシック斑鳩ラベンダー」は今年で4年目になるのですが、人生の大先輩である70代の女性たちが丹精込めて作ってくれています。

収穫体験やクラフトなども大好評で、地域の活性化のお役に立てたと思うと嬉しいですね。

クラフト体験コーナーもある、素敵な作品で溢れる店内

Q:堤さんの思いに共感してくれる人、応援者がたくさんいらっしゃるんですね。そういえば、NHK趣味の園芸講師の矢澤秀成先生が育種された「ほそめペチュ」も販売されているとか。

 

A:はい、ある日ふらっと訪れた矢澤先生がここを気に入ってくださって、先生の貴重な苗を販売させていただいています。

 

Q:矢澤先生も堤さんの思いやオレンジの庭のコンセプトに共感してくださったんですね。また、クラシックコンサートも定期的にされているとお聞きしました。

 

A:はい、5年前から年に3回開いています。
バイオリンの金関環さんとピアノの宮川真由美さんによるコンサートを剣道場で開催しているのですが、「子どもたちに本物を見せたい」という思いから始まり、子どもから高齢の方まで、今では100名ほどの方が集まってくださいます。

 

Q:お花と剣道と音楽のコラボですね。花のある暮らし、くつろぎのある暮らしを提供したいという堤さんの思いがたくさんの人を引き寄せているように感じます。

これからも豊かな暮らしの中心にお花があるように、みなさんの生活を彩ってくださいね。ありがとうございました。

 

 

 

カテゴリー : 活躍女性インタビュー
タグ : 
作成者 : ならキャリア.net

・アイデア溢れるチーム力が私たちの強みです

  季節に応じた玩具から生活雑貨まで、 子供の頃から馴...

・まごころを込めた、お客様へのニュースレター

[caption id="attachment_323" align="alig...

・専門性を高め、より信頼される営業に

  「食を通じて奈良を支える企業を目指す」 株式会社原...